富士山登山特集

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富士山登山特集

一度は登ってみたい、日本最高の山、富士山。標高3776メートルと日本で最も高い山・富士山。昔から多くの人々を惹きつけてきた富士山は現在も多くの人々に親しまれ、夏の登山シーズンには30万人を超える人々が山頂を目指します。

富士山の登山シーズンは毎年7月1日の山開きから8月末まで。9月初旬でも登山は可能ですが、多くの山小屋が8月末には閉鎖してしまうので注意が必要です。また残雪の状態などによって多少ずれることもあります。山頂への登山ルートは4つ。登山口までのアクセスや山小屋の数、登山道の状態や距離など、コースによってかなりの違いがあります。人気ナンバーワンは山梨県側から登る「吉田ルート」。首都圏からの交通の便がよく、土産物店や山小屋も充実。ご来光も5合目以上であればどこからでも眺められるとあって登山者の約6割がこのルートを利用しています。山頂までの距離が最も短いのは「富士宮ルート」。4つのコースの中で最も高い標高2390メートル地点からのスタートで、登りと下りが同じ道。山小屋に荷物を預けて登れるのが便利です。

変化に富んだ風景を楽しみたい人には、途中まで緑豊かな森林地帯を通る「須走ルート」がお勧め。五合目の標高が低いので山頂までの距離は長めですが、原生林地帯では直射日光に当たらずに済むので涼しく、可憐な高山植物などにも出会えます。登山の上級者向きと言えるのが「御殿場ルート」。登山者が少ないため渋滞もなく静かな登山を楽しめますが、休憩できる山小屋や直射日光を遮る木陰が少ないので初心者には厳しい道のりです。しかし下山道の「大砂走り」は砂の上を走り滑るように下れるこのルートならではの醍醐味で、御殿場ルートの代名詞ともなっています。

どのコースを利用しても五合目以上の各合目や山頂にある山小屋に宿泊することになります。山小屋の基本は相部屋での雑魚寝ですが、中には個室に泊まれるところも。簡単な夕食と朝食(弁当など)も準備してもらえます。世界遺産登録に伴って登山客は増加しているので予約は必須。山頂でご来光を見たい場合には7合目より高いところにある山小屋に宿泊するなど、登山の目的によって選びましょう。

各コースをたどって頂上に到着したら、そこに広がるのは日本一の高さから見下ろす絶景です。特にほの暗い空が一気に明るく染まるご来光は登山の苦労や寒さを忘れるほどの感動の風景。また場所によっては雲海に富士山のシルエットが映る「影富士」を見ることもできます。さらに時間と体力に余裕があれば、山頂の噴火口を1時間半から2時間かけて一周する「お鉢めぐり」や「富士山頂浅間大社奥の宮」への参拝、日本最高所「剣ヶ峰」への挑戦など、山頂ならではの楽しみも満載です。

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